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2016/06/15

調布市・西つつじヶ丘~菊野台/甲州道中35

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調布市金龍寺

調布市の西つつじヶ丘2丁目、旧街道右側にある大雲山金龍寺。

曹洞宗で、建永元年(1206年)の創建で、
本山は永平寺総持寺である。

旧金子村の寺院で、義経一行が陸奥に落ちる時に立ち寄り、
ここで前途の無事を祈ったと伝えられている。

又、境内にある閻魔十王の石像は、源頼朝の祈願によるもので、
今でも十王街道(川越から鎌倉街道に出る拠点)の名称が残っている。

慶安2年(1649年)、家光が狩猟の途次、
ここで休憩し「深谷山」の号を附し、寺領13石4斗の朱印状を与えている。

なお、寛文5年の再建の時に、山号を現在の大雲山に改めている。
写真の赤い山門は当時からあるものとか。



09cyohu08s  菊野台地蔵菩薩

街道左側にある菊野台地蔵菩薩立像で、
妙円(みょうえん)地蔵と呼ばれている。

調布市の有形民俗文化財に指定されている。

妙円尼は、俗名を熊といい、
武蔵国多摩郡酒井(境)村の六右衛門の長女として生まれ、
金子村(現西つつじヶ丘、菊野台)の新助に嫁いだが、
夫が若死にし、その弟と再婚した。

しかし、恵まれない境遇からか、両眼を失明してしまう。
これを機に、深大寺より寿量妙円という法号をもらい尼となる。

路傍で鐘を鳴らし念仏を唱え、集まった浄財で
文化2年(1805年)に地蔵を作り、
村人たちの安穏を祈り、念仏往生を遂げたようだ。

以後、この地蔵は妙円地蔵と呼ばれるようになった。

妙円がたどった運命は、
滝沢馬琴の「玄同放言」に詳しく紹介され、一躍有名になった。

なお、妙円の墓は深大寺の三味堂に残されている。




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京王線柴崎駅口

調布市菊野台にある、京王線の柴崎駅入口である。

柴崎駅は大正2年に開業した駅で、新宿から13.3kmだ。
駅近くに柴山があったことから柴崎と名付けられた。

ここは、学生時代に友人T氏の家があり、
良く来たことがあるが、周辺は畑で静かなところであった。

マンドリンが上手い友人で、碁敵でもあった。
夜の更けるのも厭わず、良く碁を打ったものだ。





詳細リンク:甲州道中35「調布市・西つつじヶ丘~菊野台」/街道写真紀行
(東京都調布市 西つつじヶ丘、菊野台、柴崎) 0909/1606

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